簡易動的コーン貫入試験

   簡易動的コーン貫入試験は, 急傾斜地の斜面調査用に小型軽量化されたコーン貫入試験です。(JGS 1433)

試験の特徴


   この試験は,削孔せず,コーンに順次ロッドを継ぎ足しながら連続的に打ち込むもので, 作業が効率的であり連続して測定できるという利点はありますが,土の試料採取は出来ません。 また,貫入先端の径をロッドより大きくしたり,ケーシングを装着したり,泥水を注入するなど, ロッドの周面摩擦を低減するための工夫がなされていますが,その影響は避けられず, 装置の違いによって適用限界はさまざまです。

適用範囲


   その機動性から,標準貫入試験の補足手段として多く利用されています。 また,支持層の深さや軟弱土層の厚さを確認したい場合に,単独で用いることもあります。

試験用具




試験方法


  1. ロッドの先端にコーンを取り付け,上部にノッキングヘッド,ガイドロッド,ハンマーを取り付けます。
  2. 試験機を調査地点上に垂直に立てます。
  3. ロッドが地中に自重沈下するかを確かめ,貫入する場合は貫入が止まった時の貫入量を測定します。 これを荷重49N(5kgf)による貫入量として記録します。
  4. ハンマーを50cmの高さから自由落下させ, 貫入量10cmに要する打撃回数をNd値として記録します。
  5. 10回の打撃による貫入量が2cm未満の場合は貫入を中止します。


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